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2018年10月、深圳の地下鉄「南山駅」近くの南園楓葉マンションに、中国華南地区では初めての日本酒専門店「清流SakeBar」がオープンしました。内装はオレンジとエメラルドグリーンを基調に、洒落た写真や絵が飾られています。日本の酒造会社と戦略的パートナーシップ契約を結び、100種類を超える多様な日本酒を揃えた日本酒専門店として話題を呼び、多くの日本酒愛好家が集まる場所になっています。
「日本酒文化を中国のみならず、世界へ広めることを目指しています」と、創業者の徐桜子さん。かねてより日本酒に深い興味を持っていた徐さんは、その情熱から日本酒の勉強を始め、国際唎酒師、日本酒品質鑑定士の資格を取得しています。
自分が美味しいと思った日本酒を選んだうえで、お客様の好みを考慮しつつ、心を込めて日本酒を提供しているそうです。また、スタッフも同様のサービスができるよう、国際唎酒師を取得しています。
「当店は専門店であるため、お客様は日本酒愛好家の方々が多く、その商品の背景や味わいの詳細、楽しみ方の説明が求められることが多いですが、なかには飲用経験の少ないお客様もいらっしゃいます。その場合には、まず軽めの薫酒や爽酒などから試していただき、感想をおうかがいしたうえで、よりお好みにフィットするご提案を心掛けています」
香味特性別4タイプ分類」の概念を用いて、日本酒とおつまみをセットにしたメニューが中心で、おつまみも日本から輸入したもの。おすすめの飲用温度も表記しています。更には徐さんが日本で自ら選び抜いた酒器で提供しています。
また、同店では、日本酒の更なる普及を目指したイベントも多く開催されています。季節・行事はもちろんのこと、蔵元や蔵人を招くなど、毎回異なるテーマで日本酒を提供し、来場者を楽しませています。
Address:深セン市南山区南山町南山大道南園楓葉マンションb棟107b号
Tel:+86 13902944662
営業時間:18:00~26:00
席数:28席
(2019年5月現在)